開演を待つまでの、ほんの短い時間、あるいは、思いのほか早く劇場に着いてしまってけっこう長い時間、カバンの中の本にそっと目を落としたり、パンフレットをゆっくり眺めたりする——それもまた、貴重な劇場体験のひとつではないでしょうか。
このサイトでは、2002年から刊行している機関誌『舞台芸術』をはじめとする京都芸術劇場/舞台芸術研究センターのアーカイブの中から、そんなひと時に読んでいただけるようなコンテンツを選び出して、掲載しています。自宅で、電車のなかで、そして、劇場のロビーや客席で、少し時間のあいた時に、ぜひご覧ください。皆様の観劇体験が、一層豊かなものになることを願いつつ…。