開演を待ちながら

2002年から京都芸術大学 舞台芸術研究センターで刊行している機関誌『舞台芸術』をはじめとする京都芸術劇場/舞台芸術研究センターのアーカイブの中から、おすすめコンテンツを選び出して掲載しています。自宅で、電車のなかで、そして、劇場のロビーや客席 で、少し時間のあいた時に、ぜひご覧ください。市川猿之助、観世榮夫、太田省吾etc…

『舞台芸術』13号(2008年3月発行)特集:太田省吾の仕事—未来への応答 より

太田省吾によるテキスト「開演を待つ」

『舞台芸術』9号(2006年1月発行)特集:記録主義 より

『舞台芸術』9号(特集:記録主義)に掲載された渡邊守章氏のテキストをお届けします。渡邊守章(わたなべ・もりあき)演出家、フランス文学研究者 1 記憶の舞台から なるほど舞台は一回限りのもので、作り手も受け手も、謂わば一期一会の経験をするものだか…

『舞台芸術』20 号(2017年4月発行)特集:〈2020年以後〉の 舞台芸術 より

『舞台芸術』20号(特集:〈2020年以後〉の 舞台芸術)に掲載された特別対談をお届けします。渡辺保(わたなべ・たもつ)演劇評論家渡邊守章(わたなべ・もりあき)演出家、フランス文学研究者進行:天野文雄(あまの・ふみお)能楽研究者 ―― 今日は「伝統演…

『舞台芸術』20 号(2017年4月発行)特集:〈2020年以後〉の 舞台芸術 より

『舞台芸術』20号(特集:〈2020年以後〉の 舞台芸術)に掲載された特別対談をお届けします。渡辺保(わたなべ・たもつ)演劇評論家渡邊守章(わたなべ・もりあき)演出家、フランス文学研究者進行:天野文雄(あまの・ふみお)能楽研究者 背負っているもの…

『土方巽―言葉と身体をめぐって』(2011年3月発行) より

『土方巽―言葉と身体をめぐって』(2011年3月発行)に掲載された山田せつ子(やまだ・せつこ)ダンサー・コレオグラファーのテキストを掲載。 2009年6月から2010年3月までの間、3回にわたって京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)で行った公開研究会「土方…

『土方巽―言葉と身体をめぐって』(2011年3月発行) より

『土方巽ー言葉と身体をめぐって』(2011年3月発行)に掲載された三浦基氏のテキストを掲載。 文:三浦基(みうら・もとい)演出家・劇団「地点」代表 やはり舞踏のうさんくささというものはあるわけで、ではその舞踏とは何を指しているのかというとき、土方…

『舞台芸術』20号(2017年4月発行)特集:〈2020年以後〉の舞台芸術 より

京都芸術劇場 春秋座で行われた『猿翁アーカイブにみる三代目市川猿之助の世界』における四代目市川猿之助氏の講演を採録し『舞台芸術』20号(特集:〈2020年以後〉の舞台芸術)に掲載したもの。 「三代目市川猿之助の功績 ~スーパー歌舞伎」四代目市川猿之…

『舞台芸術』20号(2017年4月発行)特集:〈2020年以後〉の舞台芸術 より

『舞台芸術』20号(特集:歴史と〈2020年以後〉の舞台芸術)に掲載された田口章子氏のテキストを掲載。 「近代歌舞伎における三代目猿之助の位置」 田口章子 「私の歌舞伎人生そのもの」とコメントを寄せた三代目猿之助がめざし、成し遂げたものは何だったの…

『舞台芸術』4号(2003年8月発行) 特集:歴史と記憶 より

『舞台芸術』4号(特集:歴史と記憶)に掲載された太田省吾氏のテキストを掲載いたします。太田省吾(おおた・しょうご)劇作家・演出家 考えは世界から遠ざかる間違いをおかしやすいからね。見ることは世界の中に入っていくことで、考えは距離をもつことな…

『舞台芸術』8 号(2005年5月発行) 特集:パフォーマンスの地政学 より

『舞台芸術』8号(特集:パフォーマンスの地政学)に掲載されたインタビューをお届けします。吉増剛造(よします・ごうぞう)詩人 聞き手:八角聡仁(やすみ・あきひと)批評家 八角 今回の特集のテーマは「パフォーマンス」ということですが、これはパフォ…

『舞台芸術』4号(2003年8月発行) 特集:歴史と記憶 より

『舞台芸術』4号(特集:歴史と記憶)に掲載された 多和田葉子氏のテキストを掲載いたします。多和田葉子(たわだ・ようこ) 詩人・小説家 十五歳の頃は今と違って鏡を長々とながめたりもしたが、最近は気がつくと鏡の代わりにワープロのディスプレイと何時…

『舞台芸術』16号( 2012年3月発行) 特集:変貌するジュネ ― ジャン・ジュネを再発見する より

『舞台芸術』16号(特集:変貌するジュネ―ジャン・ジュネを再発見する)に掲載された劇作家・演出家 川村毅のピエル・パオロ・パゾリーニに関するテキスト。

『舞台芸術』1 号(2002年6月発行) 特集:グローバリゼーション より①

『舞台芸術』1号(特集:グローバリゼーション)に掲載されたインタビューをお届けします。観世榮夫(かんぜ・ひでお)能楽師・俳優・演出家 聞き手:太田省吾(おおた・しょうご)劇作家・演出家 大振幅の歩み 太田 舞台芸術研究センターが機関誌を出すこ…

『舞台芸術』1 号(2002年6月発行) 特集:グローバリゼーション より②

『舞台芸術』1号(特集:グローバリゼーション)に掲載されたインタビューをお届けします。観世榮夫(かんぜ・ひでお)能楽師・俳優・演出家 聞き手:太田省吾(おおた・しょうご)劇作家・演出家 戦後 —— 他なるメソッドを求めて 太田 四六年開講の能楽塾…

『舞台芸術』1 号(2002年6月発行) 特集:グローバリゼーション より③

『舞台芸術』1号(特集:グローバリゼーション)に掲載されたインタビューをお届けします。観世榮夫(かんぜ・ひでお)能楽師・俳優・演出家 聞き手:太田省吾(おおた・しょうご)劇作家・演出家 異化 —— ベルリーナー・アンサンブルでの演出 太田 さて、…